2012年8月26日実技講習会

岡山県女子体育連盟発足記念講演会 
 8月26日(日)14:00〜17:00
 於:就実大学体育館多目的室
 於:就実大学(相談室)

<参加者>
小学校教員:15名 中学校教員:7名 高校教員:4名 大学:6名
社会体育:4名 一般:2名 学生:4名
合計:42名(会員13名、一般参加29名) 

【講演の様子】

【実技の様子】

  1. ウオーミングアップ

・心と体と人間関係をほぐすことが大切。

・いろいろな人と組む。相手を選ばない。

・空間をシェイクするように動く。

・リズムに乗りつつリズムをやぶる。

・先生対みんなから,2人組みでのかかわり合いへ

・どんな体にもなれる状態にする。

・スキップで移動→ストップ→相手と向かい合ってリズムをくずし合う。

・相手と向かい合ってスローモーションでボクシング。
体を横にずらして,上に,斜め下に,座ったまま1回転,再びボクシング…

2. 新聞紙を手がかりに(教師がポイントを指導)

・新聞紙はとっても幅があって,それだけで表現って何?ということを教えられるもの。

・メリハリや流れをどうつくっていくか,言葉だけでなく,自分の体でも語りかける。

・新聞紙は重力がない。骨はない。首を動かしても全身が動いている。

・床に落ちても音がしないね。ありえない形で折れてます。どこか浮いてるよ。

・この浮いている緊張感が動きの連続を生む。床はお休みじゃないよ。

・見えない力で引っ張られている。

・不安定さがいいんだよ。

・ちぎります。床でやってないんだけど。

・すごい身体表現だよね。動く芸術品みたいで素敵だよ。

・上手い人は上手い人なりに,下手な人はそれなりに,ギリギリの上に2乗かけあわせたギリギリ感でやる,それだけで素敵な身体になってます。

・折っていく。丸めてるのと違うので,指1本,関節1つまで使って折っていくよ。2つ,4つ,8つ,16,32,64折り… これ以上いかないね。

その折り目をギュッとして。

3. 新聞紙を手がかりに(2人組で)

・2人組で,どちらかが新聞紙を操る。声も出しながら。

・おもしろい動きは何回か繰り返して。

・小さな工作みたいに,小さなことをちまちまやらないで,パーッと空間を移動したり,回ったり,パッと投げたりして,相手を動きでかりたてたりしていくことも大事。

・手先だけで新聞紙を操らないで。自分も踊るんだよ。

・ただメチャメチャはだめよ。メリハリを出して。

・丸めたり,ちぎったり,形状が変化するからおもしろい。

・体の重心をずらしていく不安定な動きに。

4. 新聞紙を手がかりに(遊びから表現へ演出)

・最後に盛り上げて終わりたい。

・簡単に説明して1発本番で。

・中心の周りに集まって。音楽療法の方に教えてもらったもの。

・新聞紙を1人4~5枚ずつ持って,1枚ずつ「シェイク」(SMAP)に合わせて破る。

・シェイクのリズムに乗って,体も使って破る。

・「お~~」のところでかきあつめて投げる。

・サビのところはみんなで踊る。

・自分の仮面や体の中の毒素をはがしていく感じ

 で,思いっきりやる。声もかけて盛り上げて。

・ラストの方で全ての新聞紙を中心に集めていって終わり,新聞紙の山の中に,8月生まれの人が入る。

・神秘的な曲を流し,8月生まれの人が,生まれたいところからゆっくり生まれてくる。他の人は誕生を見守る。

・ゆっくり新聞紙を持って私の方にゆっくり歩いてくる。持っている新聞紙は命のかけら。

・上にゆっくり上げて。命のかけらをそっと落として,自分の手を見る。

開催時のチラシです