会員の部屋! No.10

数少ない男性会員(2人)の筒井愛知です。

普段は高校と大学の非常勤講師で、理科やダンス(部活動)や教育学を担当。

生まれたときから病弱で二度ほど死にかけたり、病欠が多くギリギリの進級だったり、体育の成績はずっと2だったりと、ダンスとは縁の遠い経歴でした。

ただ、小さいころから、舞台鑑賞やコンサート、名画や工芸品の展覧会に連れて行ってもらったり、自然観察を日常的にさせてもらったりして、ダンスに通じる様々な素養が、記憶の中に、体の中に棲みついているなと感じます。

ダンスとの出会いは29歳の学生のとき。街のモダンダンス教室に四年間通いました。

他の生徒は小中学生の女子。みな熟練していて、とても追い付けない。

ダンスの「表現」や体づくりに関する基礎はこの時学びましたし、初舞台もこの教室が参加していた「岡山県モダンダンス発表会」でした。

モダンダンス教室と同時に、公園でブレイキンを高校生から習い始めました。ウインドミル(くるくる回る技)がやりたかったからです。

そうして、ダンス経験豊富な人脈が増えていきました。

色々なジャンルのワークショップにも参加しました。

横浜発祥の「ハマチャ」アメリカ発祥の「リンディーホップ」岡山の「白石踊り」近藤良平さんをはじめとする「コンテンポラリーダンス」「コンタクトインプロビゼーション」ストリートダンスの「ブレイキン」「ロッキング」…

ワークショップでは常連と顔なじみになり、さらに繋がりが広がりました。

その後、発表会の舞台監督を10年以上させていただくなど、裏方の経験も増えました。

二つの高校では、ダンス部の立ち上げにも関わらせていただきました。

全くの素人の自分でしたが、少しずつダンスに関する知識や運動機能を身につけていき、岡山国体や国民文化祭のオープニングの創作に関わらせていただいたり、ダンス部の指導で県の代表に選んでいただいたり、市民劇団のミュージカルの振付を頼まれたりするうちに…

あれよあれよとODLNの会員になっていました。

ダンスは人と人とを繋ぐ活動だなとつくづく感じます。

これからも、様々な人たちと様々なダンスで繋がっていきます。

是非!!あなたも。