会員の部屋! No.13

ダンスに関しての華々しい経歴を全く持ち合わせていない 松本希 です。

こんな私でも、先生方に温かく迎え入れていただいて、活動を続けています。

中学・高校・大学では、ダンスの授業はありましたが、リーダーシップを発揮することはなく、みんなにくっついてやる程度でした。

社会人になり、「リズム体操」や「アクアビクス」を指導しないといけなくなり、リズムやカウントの取り方を先輩に叱られながら、習得しました。

それでも、ただ「それ」ができるというだけで、自分で創造的に動くということには、至りませんでした。

私は今、大学で保育者を目指す学生に対して「身体表現」の授業を行っています。

そのつながりで、乳幼児を対象とした遊びの教室をする機会が増えました。

幼児の表現活動のねらいに、「感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。」という項目があります。

まだ上手に言葉を操れない子どもたちが、楽しいこと、うれしいこと、悲しいこと、嫌なこと・・・それぞれの場面で、体全身を使って自分の感情を表している姿に、感動させられる瞬間がたくさんあります。

その表現できる大前提として、周りの人に受け入れてもらえていると感じることが重要です。

ODLNは、もともとダンスが好きで、表現することが大好きな先生方ばかりです。

私が長年かかって理解したことを、本能的に実践されている先生方なので、多様性の受け入れやコミュニケーションを大事にされているのだと感じます。

この寛容的な雰囲気の中で、のびのびと活動し、先生方にたくさんの刺激をもらいながら、学ばせてもらっています。