会員の部屋! No.2
ODLN理事・事務局書記の太田一枝です。
中学校の教員です。担当教科は保健体育です。
体育は大好きですが、得意ではありません。
中学生に創作ダンスの授業がしたいと挑戦する気持ちで、中学校の教員になりました。
中学生は、思春期というお面をかぶり、子どものような大人のような、正体がわからない感じですが、中学校入学から卒業までの3年間で、体も心も本当に成長します。
そんな3年間を一緒に過ごせるなんて、とてもすてきな時間です。(日々の仕事は簡単ではないこともあるのですが・・・。)
私が教員になった頃、保健体育の中でダンスの授業は女がするものでした。
そして、人前で踊るなんて、恥ずかしくてたまらないといった雰囲気の中で、ダンスの授業が行われました。
なので、ダンスの授業の導入をどうするかをとても大事に考えるようになりました。
そして、「人と違うからよい」「ダンスを通して人と関わることは心がうきうきする」「体を精一杯使うことがすがすがしい」等の体験が、ダンスの授業に向かう気持ちを前向きにしていくことを実感しました。
最近では、ダンスに対する好意的な姿勢がダンスの授業の導入を簡単にしています。
老若男女誰もが踊る時代です。
しかし、ダンスのイメージは固定化していて、振り付けのダンスの授業を期待する生徒がたくさんいます。
中学校の保健体育のダンスの授業から、さらに豊かで多様なダンスの文化が広がっていくことを大切にしたいと考えています。
さて、私ごとですが、長男は就職し県外へ、次男は県外の大学へ。三男は岡山で高校生。
母親らしいことはほとんどできませんでしたが、息子たちも大きくなりました。
私の終活もそろそろ始まりです。
連盟の活動を通して、自分の成長と豊かな社会になるための社会貢献が少しでも出来たらと思っています。
そして夢は、家の隣にスタジオを作り、若い人たちに創作活動の場を提供すること。
これは本当に夢。
まずは、資金調達のため、宝くじを買うところからです。